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【わかりやすく解説】サーバスクリプトを使用してメールを送信してみる。

こんにちは。
リーデックス野田です。

 

アイスクリームがおいしくなる季節がやってきましたね。
コンビニに行くとついついアイスを買ってしまいます。

 

さて、今回はメールを送信する処理をサーバスクリプトで書いてみようと思います。意外と簡単に自由度の高いメール送信の処理が書けるので、非常に便利そうです。初めての方にも理解していただけるよう、わかりやすく解説していきたいと思いますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

今回作ってみたもの

レコードを作成すると、「担当者」の項目に指定したユーザに向けてメールを送信するスクリプトを書いてみようと思います。

 

事前準備

開発用SMTPサーバの構築など、メールの設定はsmtp4devを使用します。詳しくは下記のブログをご参照ください。

pleasanter.hatenablog.jp

サンプルスクリプト

下記のスクリプトを作ってみました。条件は「作成後」を指定下さい。

try{
    let notification = notifications.New();
    notification.Address = '[User' + model.Owner + ']';
    notification.Title = '件名テスト';
    notification.Body = '本文テスト';
    notification.Send();
}catch(e){
    context.Log(e.stack);
}

スクリプトの解説

最初にnotifications.Newの関数を使用してnotificationオブジェクトを作成します。続けて、作成したnotificationオブジェクトのプロパティにマニュアルを参考にして値をセットします。

pleasanter.org

宛先あたるAdressは、ユーザIDを指定することが可能です。notificationオブジェクトにセットする値の形式は、「[User + {ユーザID}]」となりますのでご注意ください。次に、件名にあたるTitleの項目と、本文にあたるBodyの項目に値をセットしています。

確認してみる

先ほどのサンプルスクリプトを展開したサイトでレコードを作成すると、「担当者」項目に指定したユーザにメールが通知されていることが確認できました。

 

まとめ

今回はサーバスクリプトを使用したメール送信の簡単なスクリプトを紹介してみました。数行のスクリプトで実現できるので、メンテナンスもしやすいですね。

弊社では、スクリプトやスタイルを利用したカスタマイズについてご支援させていただいております。スクリプトについて相談したい、業務を改善のために実現したい機能がある、や、本記事や過去の記事のスクリプトを応用したい、などありましたら、お気軽にお問合せください。

それでは、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。