こんにちは
リーデックス小川です。
ゴールデンウィークも終盤になりました。今年は連休が取りやすいような祝日の配置だったので、体を十分に休められたのではないでしょうか。
さて、今回は、「サイボウズ デヂエ」(以下「デヂエ」と記載します)の移行先に
プリザンターをおすすめする3つ(+1つ)の理由について書いていきたいと思います。
- デヂエは2023年10月30日に使えなくなります!
- オンプレ版プリザンターをおすすめする3つの理由
- 追加のポイント:API、スクリプト、スタイルなどでカスタマイズ可能
- デヂエにあってプリザンターに不足していること
- プリザンターに移行する手順と弊社サービスについて
- まとめ
デヂエは2023年10月30日に使えなくなります!
長らくご利用いただいていたデヂエが利用できなくなります。
- 継続ライセンス購入可能期間の購入終了期日が2022年9月30日まで
- サポート利用終了日が2023年9月30日まで
- 猶予期間終了日が2023年10月30日まで
となっています。
なお、猶予期間を過ぎると閲覧含め製品にアクセスできなくなるとのことです!
詳細は下記サイトをご覧ください。
オンプレ版プリザンターをおすすめする3つの理由
サイボウズオフィス、Kintone(キントーン)のサイボウズ社のサービスや
その他類似サービスでご検討されているのではないでしょうか?
調査されている方はご存じかと思いますが、同じようなサービスやアプリケーションはサービス利用料、ユーザー数、ライブラリ数、データ数などで費用が発生します。
これらを踏まえ、デヂエ移行先にオンプレ版プリザンターをおすすめいたします。おすすめできる3つのポイントについて、ご説明します。
- 無料で使える!
- ライブラリと同じ機能である「テーブル」「ユーザ数」も無制限で利用可能
- シンプルなUIで、利用者にとってわかりやすい!
無料で使える
これが一番大きなポイントです。プリザンターはオープンソースで無料で使えます。
WindowsやLinuxにインストールできるため、スペック次第ですがデヂエで使っていた環境を利用することも可能です。
バージョンアップ版についても、無料で提供されますので、バージョンアップするごとに便利な機能が無料で利用できます。
ライブラリと同じ機能である「テーブル」「ユーザ数」も無制限で利用可能
アプリケーション自体は無料でもそのほかで費用がかかることもあります。
デヂエでは、ライブラリ数により価格が変わります。無制限プランだと1年間に¥600,000/年ほどかかります。
プリザンターでは、ライブラリと同じ機能である「テーブル」や「ユーザ数」も無制限で無料で利用することができるので、他部署や他事業所に利用を広げることも可能です。
シンプルなUIで、利用者にとってわかりやすい!
データ登録のUIは、デヂエと同じように、一覧+登録画面(編集画面)で構成されています。また、デヂエフィールドの設定は、プリザンターではテーブルの管理のエディタ機能で実現できますが、直感的に操作できるUIとなっているため、初めての方でも操作しやすいと思います。
追加のポイント:API、スクリプト、スタイルなどでカスタマイズ可能
プリザンターは、プログラムを行うことで、機能の拡張を行うことができるローコードの基盤して利用することもできます。プリザンターは、Webの標準技術である、JavaScriptやCSSを利用することでカスタマイズが可能です。また、API機能を利用することにより、外部データと簡単に連携ができるようになります。
参考:スクリプト・スタイル
デヂエにあってプリザンターに不足していること
デヂエの機能でプリザンターに不足している機能もあります。
- 項目の種類が少ない
プリザンターでは、データ登録で利用できる項目は、分類、数字、日付、説明、チェックボックス、添付と6種類があります。項目(フィールド)の種類はデヂエのほうが多いため、プリザンターで入力する場合は、少し工夫する必要があります。 - 登録する項目数(フィールド数)が決まっている
上記の6種類の項目それぞれに対して26個ずつ利用できます。もし、これ以上の項目数が必要な場合は、年間18万円~のエンタープライズプランを契約することで、最大900項目まで増やすことが可能です。
これらは、プリザンターの機能を利用することで代替できると思いますので、大きな問題にはならないのではないでしょうか。
プリザンターに移行する手順と弊社サービスについて
以上、いくつかプリザンターの特徴などを記載してきましたが、最後にデヂエからプリザンターに移行する際の手順と弊社サービスについてまとめていきたいと思います。
プリザンターを利用し、機能を確認する
まずは、デモサイトにて、実際にプリザンターを体験してみてください。簡単な利用方法については、本ブログの記事や動画が参考になりますのでよろしければご覧ください。
- プリザンターをいじってみる その1
- プリザンター動画コンテンツ
- その他、本ブログの記事を参考ください
弊社では、プリザンターを効率的に学ぶため「オンライントレーニングサービス」をご提供しています。
主な機能について、1日で一通りご説明を行います。トレーニング後には、管理画面を使ったアプリケーションを開発できるようになります。
詳しくはこちらをご覧ください。
いくつか業務で使っているライブラリをテーブルで作成し業務で利用する。
次に、デヂエで利用しているライブラリのいくつかをテーブルで作成し、業務で利用してみてください。特に問題ないようであれば、順次テーブルの移行を行っていくことができます。
弊社では、オンライン形式でアプリケーションを一緒に作成するサービス
「まかせteプリザンター」をご提供しています。実際のプリザンターの画面を見ながら弊社側で開発を行うことで、
すばやくアプリケーションを開発し、プリザンターで業務を行うまでの時間を短縮することが可能です。
また、一緒に開発を行うため、テーブル管理のベストプラクティスを覚えることができるようになります。
詳しくは、こちらを参考ください。
データ移行を行う
作成したプリザンターのテーブルにデヂエからデータ移行する場合は、デヂエのフィールドとプリザンターの項目のマッピングを行い、データ変換を行った上でインポート作業をおこなう必要があります。また、添付ファイルについては、デヂエからファイルを取得し各データに紐づけてプリザンターへ登録する必要が出てきます。
上記を自分たちで実施いただくことも可能です。もし、やり方がわからない等ありましたら、弊社でもご支援が可能ですので、お気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、サイボウズデヂエの移行先にオンプレ版プリザンターをおすすめする3つ(+1つ)の理由についてまとめてみました。
情報共有に便利なデヂエですので、サービス提供後もプリザンターに移行し、業務を円滑にする一助としていただけると幸いです。
なお、デヂエの機能については、すべての機能を確認、網羅しているわけではありませんのでご了承ください。ご指摘がございましたら、コメントもしくはお問い合わせ経由でメールを頂けると幸いです。
最後に、今回のブログの参考リンクを記載しておきます。