こんにちは。
リーデックス小川です。
今日は、念願の!分類が複数選択ができるようになりましたので、ご紹介いたします。今までは複数選択をさせたい場合、リンクやチェックボックスを利用して実現していましたが、簡単に複数選択を設定できるようになります。この機能を利用するためにバージョンアップしても良いと、個人的には考えています。それでは、さっそく見てみましょう。
分類とは?
プリザンターの入力形式の1つで、選択式のプルダウン項目を作ることができます。プルダウンを設定しないと、テキスト入力項目としても利用可能です。詳しくは、少し前の記事ですが、下記にブログの記事がありますので、参考にしていただければと思います。
- カスタム項目「分類」のリスト形式の設定方法(1)
- カスタム項目「分類」のリスト形式の設定方法(2)
- カスタム項目「分類」のリスト形式の設定方法(3)
- カスタム項目「分類」のリスト形式の設定方法(4)
- カスタム項目「分類」の活用方法
分類の複数項目設定
それでは、実際に複数項目を選択してみます。画面右上「管理」→「テーブル管理」よりタブ「エディタ」を選択し、現在の設定より任意の分類を選択し「詳細設定」ボタンをクリックしてください。
後は、選択肢一覧に任意の項目を設定すれば、準備OKです。忘れずに更新ボタンをクリックしてください。
新規登録画面より、先ほど設定した分類をクリックしてみてください。
複数選択画面で表示できるようになりました。
また、検索機能をつかう場合でも、複数選択できるようになります。分類の詳細設定画面で「検索機能を使う」にチェックを入れ、同じように表示してみてください。
Ctrlキーを押しながらクリック、もしくはドラックし項目を選択することで複数選択が可能です。
項目連携した項目(リンクした項目)の複数選択に複数選択を設定する
次に、項目連携(リンクした項目)に複数選択を設定してみます。都道府県ー区市町村のサンプルで試してみます。項目連携の作り方は下記を参考にしてみてください。
都道府県、区市町村の分類どちらか、もしくは、両方とも複数選択を設定した場合でも、問題なく選択することが可能です。都道府県を複数選択にした場合は、区市町村は選択した都道府県に紐づくすべての項目が表示されます。
東京都を選択
東京都と神奈川県を選択
一覧のフィルタについて
一覧画面のフィルタも登録時と同じような挙動となります。項目連携している項目についても同様です。
注意点
複数選択をしすぎると、編集時にうまく表示されないことがありますので、注意が必要です。
選択する量が増えそうなものについては、今まで通りリンク機能やチェックボックスを使う、という設計も必要です。
その他、下記の様な制限がありますのでご注意ください。
- クロス集計などで分類の選択はできなくなります。
- 担当者、管理者については、複数選択できません。ただし、Usersなどを設定した分類については、複数選択可能です。
まとめ
今回は分類の複数選択についての設定方法をご紹介しました。かなり感動な機能なので、まずはいろいろと試してみてください。
弊社では、スクリプトやスタイルを利用したカスタマイズについてご支援させていただいております。スクリプトについて相談したい、業務を改善のために実現したい機能がある、や、本記事や過去の記事のスクリプトを応用したい、などありましたら、お気軽にお問合せください。
それでは、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。