こんにちは。
リーデックス小川です。
久しぶりに横須賀の荒崎海岸に行ってきました。このブログでも以前紹介しましたが、今回はカニを捕まえる目的でした。10匹以上取れて、家族大満足でした。もう少し暖かくなって状況が落ち着いていたら、バーベキューも行きたいと思います。
さて、今回は弊社開発事例が掲載されましたので、ご紹介させていただきたいと思います。
海鴻社様開発事例
今回の開発事例は、有限会社海鴻社様の生産管理(工程管理)です。東京の下町に2拠点の工場を構える、従業員23人の老舗印刷会社ですのぼり旗や横断幕の印刷・製作事業、特殊印刷で差別化し、業績を伸ばしていらっしゃいます。
今回掲載いただいた案件は、私が2年前の展示会でプリザンターの展示会でお話させていただいたお客様の事例となり、感慨深いものがあります。
(開発事例より引用)
今までは、お客様からお問合せがあったとき、紙のデータを工場内から探し出すことが必要で、とても手間がかかっていました。プリザンターを導入し、工程管理をデジタル化したことで、社内にいないときでもすぐに案件の状況が分かるようになり、手間が大幅に削減されたということでした。
今回の開発のポイント
詳しい内容については、実際の記事を見ていただければと思いますが、今回の開発の重要なポイントを3つ挙げさせていただきたいと思います。
半デジタル化で登録の手間を削減、アナログも残して「ハイブリット」に
工程管理アプリを開発する上でで最も気を付けたことなのですが、すべてをデジタル化せずに、紙で管理するところは紙で管理して、ハイブリット構成としました。印刷する旗やのぼりの生地のサンプルを指示書に貼り付けていることもあり、これらをすべてデジタル化ができず、また、すべてのデータを入力いただくと手間になってしまい、利用されなくなってしまうことが懸念されました。そこで、まずは必要最低限のみデジタル化し、そのほかは指示書で確認いただく、という運用とさせてもらいました。最初の登録の敷居が下がり、継続して利用頂けている要因の一つだと思います。
現場の方の入力がより楽になるようにQRコード導入
QRコードとバーコードリーダを導入して、スマホなどで読み取るだけで工程管理を実現を計画中です。すでにプリザンターからQRコードを出力し、バーコードリーダで読み取る部分はできています。現在、仮運用をしていただいていますが、現場の方(工場で印刷作業を行っている方)が流れ作業の中で工程管理を行えるよう、極力負担を減らすため、もっと簡単に入力できるようなUIについて検討しています。
必要な機能を優先順位をつけて開発
今回、プリザンターの特性を生かして、必要な機能を優先順位の高いものから開発していく手法でアプリケーション開発をさせてもらいました。アジャイル開発のようなやり方です。まずは、プリザンターを小さく業務で利用していただき、必要なところから徐々に大きくしていく、また、コストパフォーマンスを最大化させるため、業務効率向上が必要な部分を優先、中心にプログラム開発を行いました。要件をすべて決めてから設計、開発に入るよりも現場の声をシステムに反映しやすく、結果的にはコストパフォーマンスに優れた使いやすいアプリケーションになったと思います。
こちらの開発手法について興味を持たれた方は、「まかせteプリザンター」の「対面開発」「スクリプト開発」をご覧ください。
まとめ
今回は開発事例について紹介させていただきました。ぜひご覧いただき、ご参考いただければと思います。プリザンター×QRコードについては、考えられる利用方法を別途ブログにしてみたいと考えています。
それでは、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。