あけましておめでとうございます。
リーデックス小川です。
年末年始はゆっくりすごされたでしょうか?新年一発目のブログは、プリザンター標準のサポートツールについてご紹介します。
サポートツールの起動方法
それでは、 サポートツールの起動について説明します。サポートツールはオープンソース版プリザンターに付属しています。私のプリザンターのバージョンは「0.49.84.38901」ですので、これ以下のバージョンだと入っていない可能性があります。下記URLのページ上部「ダウンロード」ボタンよりダウンロードを行ってください。ダウンロードの前には簡単なアンケートなどいくつかの入力項目があります。また、pleasanter.netでは利用できませんのでご注意ください。
圧縮ファイルを解凍したフォルダにある「Pleasanter\SupportTools」に目的のサポートツールがあります。
サポートツールは「Implem.SupportTools.exe」となります。この実行ファイルをダブルクリックすると、サポートツールが起動します。
なお、このサポートツールの枠の中には、各ツールの起動ログやエラーログが表示されるようです。
サポートツールその1 ~メール送信テスト
起動したサポートツールの左上「メール送信テスト」のボタンをクリックすると、メール送信テスト画面が表示されます。
SMTPサーバ の情報やテストメールの内容設定して「送信」ボタンをクリックすると送信テストが出来るようです。SMTPサーバの環境がないためテストできていませんが、今後テスト環境を作ってテストしてみようと思います。
サポートツールその2 ~Syslogビューワ
起動したサポートツールの左上「syslogビューワ」のボタンをクリックすると、syslogビューワの画面が表示されます。ビューワには、表示した画面などの実行した内容がログとして表示されます。リアルタイムにログを表示することが可能です。
画面上部に取得件数や更新間隔を設定する値があります。
実行したシステムのログが表示されます。画面上部にある「CSV出力」ボタンをクリックすると、CSVファイルとしてログが出力されます。
CSVファイルにはより細かいログ情報が書いてあります。
また、画面左上の「期間指定」タブをクリックすると、取得したい期間のシステムのログを取得することが可能です。
サポートツールその3 ~LDAP同期テスト
最後にLDAPの同期テストツールがあります。「LDAP同期テスト」ボタンをクリックすると、ツールが起動します。
プリザンターではAD(ActiveDirectory)連携が可能ですが、その設定の確認を行うことが出来るのではないかとおもいます。こちらも、環境が用意できていませんので、また別の機会に確認してみようと思います。
まとめ
いかがでしたか?オープンソース版では、上記のような運用を手助けする管理ツールが徐々に備わってきています。インストールされている方は、ぜひ試して見てください。
なお、標準インストールではなく、インストールフォルダを変更した方は、サポートツールと同じフォルダにある「Implem.SupportTools.exe.config」の下から5行目にインストールフォルダを設定する行があります。存在しないフォルダを設定したらエラーが発生したので、おそらくそこを変更するとうまく実行できると思います。
また、settingsフォルダには、各ツールを設定を変更する設定ファイルがあるようです。ぜひ、設定を変更してみてください。
それでは、また次回お会いしましょう。最後までご覧頂きありがとうございました。