こんにちは、リーデックス板垣です。
プリザンターのカスタム項目、9回目の今回は「数値」項目について見ていきたいと思います。
数値項目の詳細設定
「数値項目」の有効化や詳細設定までの流れについては、「プリザンターのカスタム項目(2) ~分類項目の詳細設定をしてみよう」で見てきたものと同じのため、割愛いたします。ここでは、詳細設定で設定できる項目についてみていくこととします。
- 表示名
- 項目名です。設定したい項目名にします。ここでは「値段」としておきます。
- スタイル
- エディタでの入力欄の広さ、形式を指定できます。ここでは「ノーマル」としておきます。他に「ワイド」が選択できます。
- 入力必須
- チェックを入れると、この項目をエディタ上で入力しない場合、新しいレコードを作成できなくなります。ここではチェックを入れて設定します。
- 規定値
- エディタでレコードを新規作成する場合に予め入力されている文字列を設定することができます。デフォルトは「0」に設定されています。今回はデフォルトのままとしましょう。ちなみにSPACEは設定できません。
- 書式
- 「数値」項目特有のものになります。一覧表示の接頭文字列を設定します。
- 選択肢は以下の3つです。
- 標準・・・・・なにも設定しない場合こちらを設定します。
- 通貨・・・・・通貨記号「¥」が設定されます。
- カスタム・・・別途「カスタム」という項目が出現し、
- そこに設定した文字列を接頭文字列として扱います。
- 今回は「通貨」を設定しました。
- 単位
- 「数値」項目特有のものになります。一覧表示の接尾文字列を設定します。
- 単位項目に設定した文字列がそのまま接尾文字列になります。
- 今回は何も入力しませんでした。
- 小数点以下桁数
- デフォルトは0になります。今回はデフォルトのままとします。
- コントロール種別
- エディト時の数値項目の入力方法を設定します。
- ノーマル・・・任意の数値を直接入力します
- スピナー・・・項目につく増加減少ボタンで数値を増減させて、
- 任意の数値を入力します。
- 直接入力でも入力することができます。
- 最小、最大値、ステップ(間隔)を設定できますが、
- 設定した場合は直接入力で範囲外の数値に設定場合は、
- 自動的に補正され範囲内の数値になります。
- 今回は「ノーマル」を選択しました。
- 説明
- 項目の説明を入力します。今回は何も入力していません。
- 回り込みしない
- チェックを入れるとエディタ画面上で、回り込みをしなくなります(常に一番左に表示される)。ここではチェックを入れずに設定します。
- セクション
- エディタ画面上で項目をグループ化します。例えば、分類A~Fがあった場合に分類A~C、分類D~Fの二つに意味が分かれる場合、分類Aと分類Dにそれぞれセクションを設定しておくと、エディタ画面で新規作成する際、よりわかりやすいエディタになります。ただし、プリザンターのデータや一覧には影響しません。ここでは「個人情報」として設定し、この項目より下は個人情報を扱っていることを示すセクションにします。
- 今回は何も入力していないためセクションは設定されません。
設定が終わったら「変更」ボタンをクリックします。
管理→エディタ管理→一覧で一覧表示にも忘れずに表示されるようにしておきます。
レコードの編集(数値項目)
レコードの編集画面を開きます。
今回設定した「値段」項目は書式を通貨に設定しているため、接頭文字列として¥がついており、既定値の0と合わせて「¥0」が設定されています。設定金額を任意の金額に変更しましょう。ここでの注意点を上げておきます。
- 数値[0-9]以外の文字列を設定することはできません。
- SPACEの設定も不可能です。
同じように6レコード全て任意の金額に変更したものが下のスクリーンショットです。
まとめ
今回は数値項目の詳細設定についてみていきました。「分類」とほとんど変わらず、注意点としては数値しか設定できない、といった感じです。
次回は数値項目の活用方法についてみていきましょう。