
2026年4月14日にPleasanter ver.1.5.3.0がリリースされました。
今回のアップデートでは、操作性の向上に加え、AI連携と認証機能の強化が行われました。
標準カレンダーのドラッグ&ドロップ対応、スマートデザインのタブ機能追加、Pleasanter MCPの機能拡張、信頼済みリバースプロキシ認証の追加により、現場での使いやすさと運用の幅がさらに広がっています。
プリザンターを業務で活用するための導入・設計・運用をご支援しています。
- 標準カレンダーの分類別表示でレコードをドラッグ&ドロップできるように
- スマートデザインのエディタ設定画面にタブ機能を追加
- Pleasanter MCPでレコードの作成・削除に対応
- 信頼済みリバースプロキシ認証機能を追加
- まとめ
標準カレンダーの分類別表示でレコードをドラッグ&ドロップできるように
ver.1.5.3.0では、標準カレンダーの分類別表示で、レコードをドラッグ&ドロップして操作できるようになりました。
マニュアルより引用
これまでも日付の変更には対応していましたが、今回のアップデートでは、分類をまたいで移動することで分類項目の値も変更できるようになっています。
たとえば、担当者別、案件区分別、進行カテゴリ別にカレンダーを表示している場合でも、表示位置をそのまま動かす感覚で予定や作業の割り振りを調整できます。
レコードを開いて分類値を修正し、保存し直す手間が減るため、更新頻度の高い業務では特に便利です。
活用イメージとしては、次のような場面が分かりやすそうです。
- 会議日程の再調整
- 担当者の変更
- 保守予定の振り分け
- カテゴリ単位での予定整理
日付変更と分類変更をカレンダー画面上でまとめて行えることで、日々発生する細かな調整にもスムーズに対応しやすくなります。
なお、期間で「年」を選択している場合は、この操作は利用できません。
デフォルトのカレンダー機能を利用した座席予約システムの記事がありますので、座席予約システムをご検討している方はぜひお読みください。
スマートデザインのエディタ設定画面にタブ機能を追加
ver.1.5.3.0では、スマートデザインのエディタ設定画面にタブ機能が追加されました。

タブの新規作成、並べ替え、表示名の変更、削除に加え、各タブでの項目の有効化・無効化や、タブ間の項目移動もドラッグ&ドロップで行えるようになっています。

タブ機能はすでに「テーブル管理」→「エディタ」でも実装されていますが、入力項目が多いアプリでも、情報を用途ごとに整理しやすくなる機能です。
たとえば案件管理であれば、次のように分けるイメージです。
- 基本情報
- 進捗
- 見積
- 履歴
このようにタブを分けることで、利用者は必要な情報にすぐアクセスしやすくなり、管理者も現場の運用に合わせた画面設計を進めやすくなります。
入力項目が多いフォームは、どうしても縦長になりがちです。その結果、入力漏れや見落としが起きやすくなることもあります。
運用開始後に「並び順を変えたい」「表示名を分かりやすくしたい」といった改善にも対応しやすく、継続的に画面を育てていけるのも魅力です。
Pleasanter MCPでレコードの作成・削除に対応
ver.1.5.3.0では、Pleasanter MCPでレコードの作成と削除ができるようになりました。
MPCについては、下記にも書いてありますので、ご参考ください。
これにより、これまでの参照中心の活用から一歩進み、AIを通じて実際に業務データを登録したり、不要なレコードを削除したりできるようになります。

マニュアルより引用
たとえば、次のような使い方が考えられます。
- 打ち合わせ内容をもとにタスクを起票する
- 問い合わせ内容から対応記録を作成する
- 受け取った資料を添付した状態で案件を登録する
- スクリーンショット付きで作業報告を更新する
- 不要なテストデータを削除して整理する
今回の対応によってその手間が減り、AI連携を実務で活用するための現実味が一段と増しています。
信頼済みリバースプロキシ認証機能を追加
この機能では、信頼済みリバースプロキシが付与するHTTPヘッダーからユーザー名を取得し、自動ログインできるようになります。
既存の認証基盤やリバースプロキシを前段に置いた構成と組み合わせることで、ログイン運用をよりスムーズに設計しやすくなります。
社内ポータルや統合認証環境と連携しているケースでは、運用上のメリットを感じやすい機能です。
まとめ
今回は、ver.1.5.3.0のバージョンについて記事にまとめました。
今回のアップデートでは、標準カレンダーのドラッグ&ドロップ強化やスマートデザインのタブ機能追加など、日常的な使い勝手を高める改善が進んでいます。
さらに、Pleasanter MCPではレコードの作成・削除や添付ファイル対応まで実装され、AI連携を実務で活用するための土台がより整ってきました。
加えて、信頼済みリバースプロキシ認証機能の追加により、認証基盤と連携した運用の選択肢も広がっています。
現場の入力効率を高めたい方にも、AI活用を進めたい方にも、運用基盤を強化したい管理者にもメリットのあるリリースと言えそうです。
それでは、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。