こんにちは。
リーデックス小川です。
今回は、プリザンター ver.1.4.20.0バージョンアップで一覧画面が使いやすなりましたのでご紹介いたします。
一覧画面の特定の項目を固定させたり、セルの横幅を設定できたりと、個別にスクリプトやスタイルでカスタマイズが必要だった部分を、プリザンターの標準機能で実装されたため、より便利になりました。
ぜひ、この記事を参照して一覧画面を使いやすくカスタマイズしてみてください。
一覧がドラッグ操作できるようになった
こちらは、以前のブログでもご紹介しているのですが、一覧画面がマウスのドラッグで動かせるようになりました。

大量のデータを扱う検索結果一覧や履歴画面、リンク一覧などでは、項目数が多いとスクロールだけで目的の情報にたどり着くのが大変ですよね。
マウスの左ボタンを押したまま画面を掴んで上下左右に動かすだけで、Excelシートをスライドさせるように一覧画面を自由に移動できます。
例えば、複数の項目が横方向に展開された案件管理リストでも、ドラッグ操作でサッと横移動して隠れた項目をチェックできます。
また、縦方向も一気に移動できるため、数百件におよぶ長いデータリストを確認するときのストレスがぐっと減ります。
特定の項目を左側に固定することができるようになった!
スクロール時に左端に特定の項目を固定することができるようになりました。
従来は横にスクロールすると、基準項目が画面外に消えてしまい、他の項目との対応が分かりづらくなることがありました。
今回の機能追加により、必要な列を固定したまま横に移動できるため、大量の項目を一覧しても見失うことがありません。複数の列を同時に固定することもできるので、業務に合わせて柔軟に設定できます。

上記は「顧客」と「タイトル/内容」を固定しています。Excelなどと同じように、左端に項目を固定されていることがわかると思います。
なお、設定は「テーブルの管理」→「一覧」で、固定したい項目の「左端でスクロール設定」にチェックを入れます。

セルの横幅を設定できるようになった!
今までの一覧では、文字数が多い場合にセルの内容が折り返されて見づらくなっていましたが、セルの横幅をピクセル単位で指定できるようになりました。

顧客の列幅を400pxに設定します。

先ほどの図と比較すると、顧客が広く表示されたことがわかると思います。
実はこの設定、「一覧画面の編集」(過去の記事プリザンターの一覧でEXCELのように編集を行うには?その①を参照)で効果を発揮します。
セルの横幅を指定していない状態で「一覧画面で編集をクリックします。

幅を設定しないため、プルダウンの項目が狭い状態で表示されてしまい、何が記載されているかが分かりづらいです。
次に、先ほどと同様に、顧客の列幅を400pxに設定します。

プルダウンの横幅が列幅に比例して広く表示されて、とても見やすくなりました。
「一覧画面の編集」がいままで入力しづらいため使用していなかった方も、この方法で使いやすくなりますのでぜひお試しください。
設定は「テーブルの管理」→「一覧」で、固定したい項目の「セルの横幅」に数値を入れます。

まとめ
今回は、プリザンター ver.1.4.20.0バージョンアップで使いやすくなった一覧画面についてご紹介しました。
一覧画面はプリザンターで最も使う画面の1つですので、今回ご紹介した機能を使って使いやすいようにカスタマイズしてみてください。
弊社では、プリザンターの認定トレーナーとしてトレーニングを実施しています。プリザンターの基礎から応用まで幅広いラインナップを取り揃えていますので、プリザンター初心者はもちろんのこと、効率よくスキルアップしたい方にもオススメです!詳しくはこちらにありますので、気になった方はぜひご覧ください。
それでは、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。