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【速報】プリザンター ver.1.4.20.0 リリース!リッチテキストエディタ搭載など新機能とアップデート内容のご紹介

こんにちは。
リーデックス小川です。

2025年9月9日「プリザンター」の最新版 ver.1.4.20.0 がリリースされました。

今回のアップデートでは、コンテンツ編集の利便性向上を目的としたリッチテキストエディタ対応を筆頭に、一覧画面の操作性改善やスクリプト機能の拡充など、業務アプリ活用をさらに快適にする新機能・改善が盛り込まれています。

本記事では、最新版で追加された主な新機能・改善点の概要とメリットをご紹介します。ぜひバージョンアップの検討材料にしてください。

内容・説明項目でリッチテキスト編集が可能に

内容項目および説明項目のスタイルとして、新たにリッチテキストエディタ(WYSWYGエディタ)を選択できるようになりました。

リッチテキストエディタを使用すると、マークダウンよりも柔軟にテキストや画像、表を扱うことができ、コピー元の一定の書式を維持したままコピー&ペーストすることも可能です。

マニュアルより引用

直感的なボタン操作で文字装飾やレイアウト調整が行えるため、特別な記法を覚えなくてもリッチな表現のデータ入力が実現します。

一般的なWYSWYGエディタの機能を使える

 

例えば、レコードの詳細説明欄に重要な文言を太字や色付きで強調したり、関連画像や表を挿入して情報を視覚的に分かりやすく伝える、といったことが簡単に行えるようになります。

従来からあるマークダウン形式(下記参照)と比べて「専門的な記法を覚えずに使える」という大きな利点があります。

pleasanter.hatenablog.jp

 

ただし、リッチテキストエディタで入力した内容は内部的にHTML形式で保存されるため、項目のフィルタやソート機能が意図通りに機能しない可能性がある点には注意が必要です。

書式の設定方法については、マニュアル「共通機能:リッチテキストエディタ:ツールの詳細」をご覧ください。

なお、リッチテキストエディタを利用するには「テーブルの管理」→「エディタ」で対象の内容項目・説明項目のスタイルを「リッチテキストエディタ」に変更する必要があります。

設定は管理者権限でスマートデザインまたはテーブルの管理画面から行え、変更後にレコード編集画面を開くと当該項目の先頭に編集用ツールバーが表示されます。

一覧表示UIがドラッグ操作に対応

次に、一覧画面の操作性を高める便利な改善点です。一覧表示UIにおいてマウスのドラッグ操作でスクロール移動ができるようになりました。

検索結果のレコード一覧やリンク一覧、履歴一覧など、項目数やレコード数が多い画面上で、マウスの左ボタンで画面を掴んで上下左右にドラッグすることで、自由に表示範囲を移動できます。

Excelシートを掴んで動かすような感覚で画面全体を閲覧できるため、スクロールバーを細かく操作する手間が減り、一覧データの閲覧・操作が一段とスムーズになるでしょう。

例えば、横に項目がずらりと並んだプロジェクト管理のタスクリスト画面でも、ドラッグで左右にさっと画面をスライドさせて隠れた項目を確認できます。

縦方向にもドラッグで高速にスクロールできるため、長大なデータ一覧を見通す際のストレスが軽減されます。

なお、第2世代インターフェースの一覧画面であれば本機能が利用可能です(※旧UIは非対応)。

サーバースクリプトHttpClientにIsTimeOutプロパティを追加

サーバースクリプトからWeb APIを呼び出す際に使用する HttpClient オブジェクトに、新たに IsTimeOut プロパティが追加されました。

このプロパティは、そのリクエストがタイムアウトしたかどうかを示すブール値を返すものです。

前バージョン(ver.1.4.19.0)でリクエストのタイムアウト時間指定機能が導入されましたが(前回の記事を参照)、今回のアップデートにより「実際にタイムアウトが発生したか」をスクリプト内で判定できるようになりました。

pleasanter.hatenablog.jp

let response = httpClient.Get();
if (!httpClient.IsSuccess) {  //リクエストに失敗した
    if (httpClient.IsTimeOut) {  //タイムアウトによる中断だった
        response = httpClient.Get();  //リトライ
    }
}

マニュアルより引用

具体的には、HttpClientで外部サービスにリクエストを送信した後、response.IsTimeOut プロパティをチェックすることで、タイムアウトによる失敗かどうかを条件分岐できます。

これにより、例えばタイムアウト発生時にリトライ処理を行ったり、エラーメッセージをわかりやすく記録したりといった高度なエラーハンドリングが可能となります。

外部連携処理の安定性が向上し、ネットワーク不調時でもスクリプトが適切に対処できるため、業務システム全体の信頼性向上につながるでしょう。

デモ用データにダッシュボード例を追加

最後に、プリザンターの学習やデモに役立つ強化点です。製品に付属するデモ用データセットに、新しくダッシュボード機能のサンプルが追加されました。

プリザンターのデモ環境の設定については下記マニュアルをご覧ください。

パラメータ設定:Service.json | Pleasanter


なお、デモサイトでも同じ内容のサンプルを見ることができますので、すぐに確認したい方はデモサイトに登録してみてださい。

pleasanter.org

 

ダッシュボードについては、このブログの記事にまとめてありますので、概要を知りたい方はぜひご覧ください。

まとめ

今回は、Pleasanter ver.1.4.20.0で追加・改善された主なポイントをご紹介しました。

リッチテキストエディタ対応による入力表現力アップから、ドラッグ操作対応によるUIの使い勝手向上、そしてスクリプト開発や学習面での充実まで、幅広いユーザー層に嬉しいアップデートとなっています。

まずはぜひ新機能をデモサイト等で試していただき、業務での活用イメージを掴んでみてください。

弊社では、プリザンターの認定トレーナーとしてトレーニングを実施しています。

プリザンターの基礎から応用まで幅広いラインナップを取り揃えていますので、プリザンター初心者はもちろんのこと、効率よくスキルアップしたい方にもオススメです!

詳しくはこちらにありますので、気になった方はぜひご覧ください。

それでは、今回はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。