オープンソースのローコード開発ツールのプリザンター(pleasanter)ブログ

オープンソースのローコード開発ツールのプリザンター(pleasanter)のブログとサービス情報サイトです

カテゴリ : お知らせプリザンターとは?使い方スクリプト・スタイル環境構築事例動画

便利!mailpitを使ってメール送信テスト環境を構築する方法

こんにちは。
リーデックス小川です。

プリザンターにはワークフロー通知やアラートなど、メール送信を活用する機能が数多くあります。

しかし本番環境に直接メールを送る前に、開発や検証環境で「どのようなメールが送られてくるか」を確認したい場面があります。

そこで役立つのが mailpitです。

mailpitはメール送信をキャプチャし、実際に外部へ配送せずにWebブラウザで内容を確認できるテスト用SMTPサーバーです。この記事では、WindowsとLinuxそれぞれの環境でmailpitを導入し、プリザンターのメール送信機能を検証する手順を紹介します。

セットアップは非常に簡単ですので、メールのテストでお困りの方はぜひ試してみてください。

mailpitとは?

mailpitは、開発者向けの軽量で高速、依存関係なしのシングルバイナリ形式で提供される開発・検証環境向けのマルチプラットフォーム対応の軽量なメールテストサーバーです。SMTPサーバとして動作し、受信したメールを Web UI で確認・操作することができます。

  • SMTPサーバー(ポート1025) として動作し、アプリケーションからの送信メールを受け取る
  • Web UI(通常 http://localhost:8025
     から受信メールを確認できる。
  • 外部への配送は行わないため、誤送信のリスクがない。

プリザンターのように「メールを使った通知機能」があるシステムでは、安心してテストできる環境を提供してくれます。

以前、ブログでsmtp4devをご紹介しましたが、ここ最近も活発に開発が進められていることから、利用している方がいらっしゃいましたら、mailpitの乗り換えを検討いただいても良さそうです。

それでは、mailpitのダウンロードを行ってみましょう。

mailpitダウンロード

ダウンロードは mailpitのリリースページ から行います。

github.com

 

サイトにアクセスし、下記赤枠のv1.X.X部分をクリックすると、ダウンロードページが表示されます。

 

自分の環境にあったアプリをダウンロードしてください。

 

今回は、Windowsで説明します。

mailpit-windows-amd64.zipをクリックし任意のフォルダにダウンロードします。ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると「mailpit.exe」というファイルが展開されます。このファイルがmailpitの本体です。

プリザンターの設定ファイルの修正

次に、プリザンターの設定を行います。

パラメータファイル「Mail.json」をテキストエディタで開き、SmtpHost,SmtpPortを下記のように設定してください。

"SmtpHost": "localhost",
"SmtpPort":  1025,

 

パラメータファイルの詳細については、過去にブログでご紹介していますので、下記の記事をご覧ください。

pleasanter.hatenablog.jp

 

試してみる

それでは、実際にメールを送信してみましょう。

mailpitを実行する

まずは、mailpitを実行します。

コマンドプロンプトを起動し、mailpit.exeを実行します。今回はmailpit.exeをC:\tmp\mailpit.exe に配置しています。 

 

実行すると、mailpitが起動し、上記のように待ち状態となります。

メール一覧画面を開く

起動したら、ブラウザを起動してみましょう。ブラウザで http://localhost:8025 を開くと、メール一覧画面が表示されます。

 

まだ、メールを受信していないためメッセージにはなにもありません。

 

プリザンターでテストメールを送信する

では、実際にプリザンターからテストメールを送信します。

任意のテーブルのレコードを編集画面で開き、画面下のメールボタンをクリックします。

メール送信画面が表示されますので、宛先(To,Cc,Bcc)、件名、本文を適宜入力して、「送信」ボタンをクリックします。

 

送信後にブラウザで http://localhost:8025 を開くと、メール一覧が表示されます。件名や本文、HTMLメールの表示確認も可能です。

一覧画面

 

詳細画面

 

セットアップは非常に簡単でしたね。誤送信の心配がないので、メールを安心して検証できます。

まとめ

今回は、mailpitを使ってメール送信テスト環境を構築する方法をご紹介しました。

mailpitを利用することで、プリザンターのメール送信機能を安全にテストできます。

Windows・Linuxどちらの環境でも簡単に導入可能で、誤送信リスクを排除しながらメール内容を確認できます。開発や検証環境での利用に最適なツールとして、ぜひ活用してみてください。

今回ご紹介しきれていない機能(永続ストレージ、REST APIなど)もあるようですので、ご興味のある方はぜひ公式サイトなどでチェックしてみてください。

弊社では、プリザンターの認定トレーナーとしてトレーニングを実施しています。プリザンターの基礎から応用まで幅広いラインナップを取り揃えていますので、プリザンター初心者はもちろんのこと、効率よくスキルアップしたい方にもオススメです!詳しくはこちらにありますので、気になった方はぜひご覧ください。

それでは、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。