こんにちは。
リーデックス小川です。
2025年4月8日にリリースされたプリザンター Ver.1.4.15.0では、業務アプリ作成をより直感的に行える「スマートデザイン」機能をはじめ、管理画面のUIを簡素化する「シンプルモード」機能や拡張機能の無料トライアルなど、注目の新機能が多数追加されました。
本記事では、この最新バージョンで追加された主な新機能・改善点の概要とメリットをご紹介しますので、ぜひバージョンアップの検討材料にしてください。
- スマートデザイン機能 – 画面設計が直感的に
- シンプルモード機能
- Pleasanter Extensionsのトライアル機能
- サーバスクリプトへの日時取得関数追加
- インポート時の必須項目空白のエラー化 – データ取り込みの信頼性向上
- まとめ
スマートデザイン機能 – 画面設計が直感的に
プリザンターVer.1.4.15.0の目玉はなんといってもスマートデザイン機能の追加です。
スマートデザイン画面では、ユーザがドラッグ&ドロップで項目(フィールド)を配置するだけで、直感的にエディターのフォームレイアウトを設計できます。
公式サイトより
専門的な知識がなくても、必要な入力項目を画面上に自由に並べて設定できるため、現場の担当者自ら業務に合ったアプリケーションフォームを簡単に作成可能です。
従来はテーブル管理画面のエディタで項目を追加・設定していましたが、スマートデザインでは画面右側にエディタがパネル表示され、左側の項目一覧から必要な項目をそのままフォームに配置できます。
項目の表示名や必須入力といった基本設定も同じ画面で編集でき、最後に「更新」ボタンを押すだけで変更が反映されます。
さらにスマートデザインには以下の3つのモードがあり、フォームだけでなく一覧表示やフィルタ画面のレイアウト調整も一括して行えます。

- エディタ:入力フォームの各項目をカスタマイズできます(表示する項目の選択、並び替え、必須設定など)
- 一覧:一覧画面に表示する項目を設定できます(表示項目の選択・並び替えが可能)
- フィルタ:一覧画面で利用するフィルタ項目を設定できます(表示項目の選択・並び替えが可能)
これらの機能により、業務アプリの画面設計が飛躍的に効率化されます。
画面上で直感的に操作できるため試行錯誤が容易です。エンジニアでなくても現場でフォーム変更ができるため、業務の変化にも迅速に対応できるようになります。
シンプルモード機能
次にご紹介する新機能は、管理画面の使い勝手を向上させるシンプルモード機能です。
プリザンターのサイト管理画面には多くの複数のタブ(「基本情報」「項目設定」「権限」など)があるため戸惑うことがあります。シンプルモードを有効にすると使用頻度の高いタブだけを表示し、画面をスッキリ見やすくすることができます。
日常的によく使う設定項目に絞って表示されるため、初めてプリザンターを触る方や詳しくない方でも迷わず操作しやすくなるメリットがあります。
切り替えは画面上のボタンからワンクリックで行えます。必要に応じて詳細な設定項目を表示・非表示できるため、「普段は簡潔に、必要な時だけ詳細設定も確認したい」といったニーズに応えられます。
これにより操作ミスの防止や画面遷移の効率化にもつながり、日々のサイト運用がより快適になります。
なお、この機能を利用するにはパラメータ設定:Site.jsonでSimpleModeを有効にする必要があります。
パラメータについては、下記記事にまとまっていますのでご参考ください。
Pleasanter Extensionsのトライアル機能
プリザンターにはEnterprise Edition向けの拡張機能パック「Pleasanter Extensions」があり、年間サポート契約者向けに提供されています。今回のアップデートで、年間サポートサービス契約中のお客様は拡張機能を最大90日間無償で試用可能となりました。年間サポートサービスのご契約者が利用できるプリザンター拡張コンテンツ(Pleasanter Extensions)を年間サポートサービスを契約していなくても期間限定で試用することができるようになりました(2025年5月16日修正)。
最大900項目まで登録可能になる「項目拡張機能」、プリザンターの利用状況を可視化できる「運用支援ツール(Operations Tools)」、Visual Studio Codeと連携して開発効率を高める「Pleasanter Code Assist」の3つです。試用中は機能の制限なくお使いいただけるため、導入前に実際の環境でその有用性を確認できます。
これにより、自社の業務に適した拡張機能を見極め、効果的な導入判断が可能になります。
サーバスクリプトへの日時取得関数追加
開発者向けの改善として、サーバスクリプトに新たな日時取得関数が追加されました。EmptyTime、MinTime、MaxTimeの3つの関数により、日時に関する処理が簡単に記述できるようになります。
EmptyTimeは未設定状態を表す日時(0001/01/01 0:00:00)を返す関数で、日付を初期化したい場合などに有効です。
MinTimeとMaxTimeは、システム上で扱える最小・最大の日時を返し、フィルタや範囲チェック、初期値設定などの場面で活用できます。
これまで日時の取り扱いに手間がかかっていた処理も、これらの関数によってシンプルに記述でき、スクリプトの保守性や可読性の向上にも貢献します。
インポート時の必須項目空白のエラー化 – データ取り込みの信頼性向上
CSVファイルなどを使ってデータを一括登録する際、これまでは必須項目が空白でも処理が進んでしまうことがありましたが、今回のアップデートにより、入力必須項目が空白だった場合にエラーとして検出される機能が追加されました。

インポート設定画面に新たに追加されたオプションにチェックを入れるだけで、欠損データを事前にブロックできるため、データの品質を保ちつつ正確なデータ移行が可能になります。大規模な初期導入や既存データのメンテナンス時に特に有効な機能です。
まとめ
今回は2025年4月8日にリリースされたプリザンター Ver.1.4.15.0についてまとめました。
Ver.1.4.15.0は、日常の業務をより快適にするための工夫が詰まったアップデートとなっています。特に、誰でも簡単にフォーム設計ができるスマートデザイン機能は、現場での活用を大きく後押ししてくれるでしょう。
まだバージョンアップをされていない方は、ぜひこの機会に最新版への移行をご検討ください。
各機能の詳細については、以下のマニュアルページをご参照ください。
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それでは、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。