こんにちは。
リーデックス小川です。
個人としては、久しぶりの更新となります。梅雨に入り、じめじめした日が続きますが、リモートワークで使っている部屋にようやくエアコンを設置されました。湿気を取るべく、除湿で運転させているのですが、狭い部屋なので、1℃違うだけで暑かったり、寒かったり・・・なかなか温度調節がむずかしいです。
さて、今回は、ここ数か月でバージョンアップした.NETFramework版の機能について書いていきたいと思います。主に、管理画面で設定できるものをピックアップしてお送りします。詳細は下記をご覧ください。
- 7/4 リリース情報(ver. 0.50.257)
- 5/30 リリース情報(ver. 0.50.251)
- 5/22 リリース情報(ver. 0.50.250)
- 5/14 リリース情報(ver. 0.50.249)
- まとめ
7/4 リリース情報(ver. 0.50.257)
作成者および更新者のフィルタを追加
フィルタに、作成者と更新者のフィルタを設定することができるようになっています。テーブルの管理のフィルタより作成者、更新者が選べるようになっています。
現在の設定に作成者と更新者を設定し更新を行うと、一覧の上部に作成者と更新者が表示されれます。
5/30 リリース情報(ver. 0.50.251)
・「ユーザインターフェースのテーマをカスタマイズ」する機能を追加。
ついに、見た目が変更できるオプションが追加されました。ユーザーごとに、自分の好きな見た目を更新することができます。設定方法は、画面右上の名前をクリック→「プロファイル編集」をクリックします。
ユーザの編集画面が表示されますので、テーマのプルダウンをクリックすると、選択できるテーマが表示されます。
選択できるテーマの一例は下記となります。すべてのテーマは、公式マニュアル「ユーザ管理機能:ユーザインターフェースのテーマをカスタマイズ」にありますので、興味のある方はそちらを参考にしてみてください。
「ルックアップ」機能を追加
期待の新機能です!EXCELのVlookupのような機能が管理画面から設定できるようになりました!いままでプログラム開発が必要だったのですが、不要になったのはとても大きい変更点だと思います。
「リンク」された「項目」を選択した際に、リンク先の「テーブル」の「項目」を転記することができます。例えば商談テーブルから顧客テーブルをリンクしている際に、顧客テーブルの住所項目、電話番号項目などを商談テーブルに転記できます。
「ルックアップ」については、設定が少し複雑なため、別の記事で詳細を記載していきたいと思います。
「読み取り専用の場合は画面に表示しない」設定を行う機能を追加
サイトの設定で、読み取り専用のユーザに対して、一覧と編集画面を表示させない設定ができるようになりました。
例えば、商談テーブルと顧客テーブル(マスタ)がリンクしていて、顧客テーブルは管理者以外表示させたくない(商談テーブルのリンク項目のみ表示したい)場合に有効な設定となります。
「フルテキストの設定」を行う機能を追加。
フルテキスト設定が項目単位でできるようになっています。
注意事項として「状況」「管理者」「担当者」「分類」など値と表示名が異なる場合以外は、「値」「表示名」「値と表示名」の何れを選択しても同じ文字列が「フルテキストデータ」に保存されますので注意が必要です。
例として、「状況」について説明します。「状況」は下記がデフォルトで設定されていますが、「表示名」は「未着手」「準備」など、値は「100」「200」などとなります。
5/22 リリース情報(ver. 0.50.250)
日付入力項目の「時刻間隔」を設定する機能を追加。
日付の設定で、エディタの書式を「日付と時刻(分)」を選択した時に、エディタ画面で選択できる時刻幅を設定できるようになりました。
上記のように時刻幅を「10分」設定すると、下記の赤枠の時刻が10分刻みになります。
「自動ポストバック時に返却する項目」を選択する機能を追加。
こちらも「ルックバック」機能同様に、いままではスクリプトが必要だったものが不要になった、とても便利な機能となります。
「エディタ」で「項目」を編集後に自動的にサーバにポストバックを行う場合にはオンにします。「自動ポストバック」をオンにすることで「計算式」「ルックアップ」「サーバスクリプト」等の実行結果をすぐに「エディタ」に反映することができます。「自動ポストバック」がオフの場合には、更新ボタン押下後に画面に反映します。
5/14 リリース情報(ver. 0.50.249)
同名の添付ファイルを上書き保存するスイッチを追加
添付ファイルは今までは同じファイル名でも重複して登録されていましたが、こちらのオプションを利用すると、同名のファイルを添付すると上書きされるようになります。地味に便利な機能ですね。
まとめ
今回は、ここ数か月でバージョンアップした.NETFramework版の機能について書いてみました。プリザンターの機能がバージョンアップし、ますます使いやすくなってきましたね!
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それでは、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。