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【わかりやすく解説】通知で複数のメール送信先をさまざまな方法で変更する方法

こんにちは。
リーデックス小川です。

久しぶりの更新となってしまいました。すっかりと寒くなり、日が落ちるのが早くなりましたが、体調はいかがでしょうか?

さて、今回は通知機能の送付先の設定方法や変更方法やについてトレーニングにてご質問があったためまとめてみました。

pleasanter.hatenablog.jp

 

通知機能とは?

通知機能とは、テーブルでレコードの新規作成や更新などを行ったさいに、メールやslackなどに自動通知する機能です。詳細は、下記公式サイトやブログ記事を参照してください。

テーブルの管理:通知 | Pleasanter

 

pleasanter.hatenablog.jp

 

pleasanter.hatenablog.jp

 

宛先を管理画面で複数設定する

基本的な通知の宛先の設定方法です。管理画面の通知より、「アドレス」に送付先を設定します。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20211116200740p:plain


設定できるものは

  • 固定メールアドレス
  • 担当者、管理者
  • タイトル、内容、分類、説明

です。

 

固定メールアドレス以外の項目を指定する場合は、項目名を[XXXX]と中かっこで括ります。複数設定することもできます。複数設定する場合は、カンマで区切って指定してください。

例)

test@hogehoge.com,test@fugafuga.com

test@hogehoge.com,[管理者],[分類A]

 

送信するメールアドレスが決まっている場合は、メールアドレスをこの方法で設定すればOKです。

 

レコードごとに通知先を複数設定する(分類の複数選択)

次にレコードごとに通知先を選択したい場合について考えてみます。

分類を複数選択ありに設定し、メールアドレスを選択肢一覧に設定、通知のアドレスにこの分類を設定することで、レコードごとに複数の送付先を動的に設定することができます。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20211116204901p:plain

 

レコードごとに通知先を複数設定する(Wiki利用)

これを少し応用し、通知のメールアドレス帳として、Wikiにメールアドレスを設定する方法について考えてみます。

Wikiを作成し、下記のようにメールアドレスと内容に記載、通知のアドレスに設定した分類にリンクを設定します。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20211116204953p:plain

 

機能としては先ほどと変わりませんが、マスタとして登録することで、任意の分類で使いまわしができるという点が優れています。

 

レコードごとに通知先を複数設定する(説明利用)

さらに、下記のような場合を考えてみます。

  • 固定の送付先だが数多い
  • 原則は固定のアドレスだが特定のレコードだけ変更したい

こんな場合は、説明のマークダウンと規定値、項目のアクセス制御を利用することで解決できるかもしれません。

  • 任意の説明項目の規定値にメールアドレスを指定する。
  • 項目のアクセス制御を利用し、特定ユーザのみ変更できるように設定する。
  • メールアドレスを完全に固定する場合は、読み取り専用や非表示に設定する。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20211116203713p:plain

 

項目のアクセス制御については「作成時のアクセス制御」と「更新時のアクセス制御」に、ユーザを設定することで、メールアドレスの編集を許可することができるようになります。

編集するユーザ以外は表示させたくない場合は、「読取り時のアクセス制御」も設定するとよいでしょう。

なお、説明項目などに複数メールアドレスを指定する場合、カンマで区切るか改行で区切るかを選択できます。説明のマークダウンに記載する場合は、改行で区切ると視認性が上がるためおすすめです。

 

まとめ

今回は、通知で複数のメール送信先をさまざまな方法で変更する方法について、わかりやすく解説しました。通知は強力な機能ですので、ぜひ使いこなしてみてください。

弊社では、1時間単位でご相談頂けるサービス「気軽 ni プリザンター」をご提供させてただいています。Zoomなどのオンライン会議を利用し、全国どこでもご対応させていただくことが可能です。ぜひお気軽にお問合せください。

それでは、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。