こんにちは。
リーデックス小川です。
テレビ会議の機会も増えたため、タブレットを購入し利用しています。1万円ぐらいのタブレットですが、動画再生やテレビ会議程度であれば問題なく使えます。2画面で同じテレビ会議システムが利用できると便利なので、お得な買い物ができ、大満足です。
さて、今回は最近のバージョンアップで実装されたプリザンターの端数処理種類について書いていきます。計算後の端数の処理方法を設定できるようになり、とても便利になりました。
数値型について
数値型について知りたい方は、下記記事をご覧になってください。少し前の記事となり画面が今と異なりますが、基本的な考え方は同じです。
プリザンターの端数処理
それでは、プリザンターの端数処理について記載していきます。プリザンターで数値の端数処理については、下記の5つの中から選択が可能です。正確な表現ではないかもしれませんが、できるだけわかりやすく文章にしたためですのでご了承ください。
- 四捨五入
端数が0から4ならばゼロ方向に丸める。5から9ならばゼロとは反対方向に丸める。 - 切り上げ
端数を正の方向に丸める。 - 切り下げ
端数を負の方向に丸める。 - 切り捨て
端数をゼロ方向に丸める。 - 銀行家の丸め
端数の数値が0.5より小さいなら切り捨て、端数が0.5より大きいならば切り上げる。端数がちょうど0.5なら切り捨てと切り上げのうち結果が偶数となる方へ丸める。
銀行家の丸めはあまりなじみがないかもしれません。四捨五入とほぼ同じなのですが、0.5の時の処理が異なります。複数回の丸めを行った処理の誤差が四捨五入よりも正しい値に近づくため、利用されていることがあるようです。詳細は割愛しますが、Googleで検索すると詳しい説明がありますので参考にしてください。
端数処理について実際に試してみる
それでは、端数処理について試していきたいと思います。先ほどまとめた1~5の設定を行った数値型に同じ値を入れて、更新処理を行ったときにどのように変化するかを確認してみます。
まずは1種類ごとテスト1から7までを確認し、そのあとに他の種類との比較をしてみてみるとより理解が深まると思います。
なお、今回は小数点第1位を端数処理し、整数を処理後の値としています。
テスト1
入力
結果
テスト2
入力
結果
テスト3
入力
結果
テスト4
入力
結果
テスト5
入力
結果
テスト6
入力
結果
テスト7
入力
結果
いかがでしたでしょうか?四捨五入と銀行家の丸め、切り上げと切り捨てと切り下げを比較してみると、理解が深まると思います。
まとめ
今回はプリザンターの端数処理種類について書いてみました。要件によって端数処理が変わることもあり、JavaScriptではなくプリザンターの機能として設定できますので、今回の記事を元に確認してみてください。
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それでは、今回はこの辺で。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。