オープンソースのローコード開発ツールのプリザンター(pleasanter)ブログ

オープンソースのローコード開発ツールのプリザンター(pleasanter)のブログとサービス情報サイトです

カテゴリ : お知らせプリザンターとは?使い方スクリプト・スタイル環境構築事例動画

利用者と開発者の側面から見る、プリザンターの魅力とは? ~利用側者からの側面~

こんにちは。リーデックス小川です。
プリザンターを自社で利用して半年以上たちました。また、お客様からのご依頼で、大手企業から中小企業まで、また、業務も顧客管理、案件管理、営業管理など幅広く導入もさせてもらってきました。実際にユーザーや管理者として利用してみて、また、開発・導入してみて思う、プリザンターの魅力について、現時点(2018年11月)のまとめを書いてみようと思います。

 

利用側にとってのプリザンターの魅力とは?

とにかくシンプル

使って見るとわかるのですが、画面がとにかくシンプルなので、直感で使うことが出来ます。WindowsやMac、LinuxのPCでEXCEL(表計算ソフト)を利用するのと同じように、フォルダにEXCELファイルがあるようなイメージなので、戸惑うことは少ないと思います。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20181104225855p:plain

 実際にアプリを作るためには少し習得までに時間がかかりますが、2時間あれば設定は出来るようになると思います。エディタ、一覧、フィルタぐらいを使えるようになれば、複雑でないアプリケーションであれば十分作成は可能です。 

 

EXCELやGoogleSpredsheetの業務の置き換えが簡単

すでに顧客情報や案件情報などをEXCELやGoogleSpreadSheetで利用している場合は、すぐに置き換えて運用することが可能です。サイトの作成→データのインポート→ユーザーの設定ぐらいでプリザンターでの業務をスタートすることは出来ると思います。 

 

テーブル間の連携が使いやすい

プリザンターでは、リンク機能を利用することによって、テーブル間の連携が簡単に出来るようになります。たとえば、ある商談があったときに、その顧客データや仕入先データ、商品データなどをそれぞれのテーブル(マスタ)で管理し、それらを商談と紐付けることが簡単に出来るようになります。多段のテーブル連携(都道府県→区市町村など)も可能ですので、複雑なデータ構造も簡単に実現することが出来ます。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20181104230506p:plain

 

また、EXCELでは、シート間、ブック間でデータを連携する場合、行や列の追加・削除や、セルのコピーミス、ファイル名の変更、ファイルの移動などでデータが壊れてしまうこともあるでしょう。プリザンターでは一度設定さえしてしまえば、後は各々のテーブルを管理すればよいため、整合性が取れなくなるといったことがなくなります。 

 

トライアンドエラーしやすい。

システム導入する上で、まずは使ってみることが、新しい仕組みに慣れる最も重要なことだと思います。 一般的なパッケージソフトなど項目の変更が発生させずらい(コストがかかる、変更に時間がかかる)場合、入力内容をすべて設定し終わってからしか運用をスタートできないため、使うまでに非常に時間と手間がかかります。準備に時間がかかりすぎて利用を開始するまでに運用や入力項目の変更がかかることもしばしばあります。リンクさえしっかりと設定してしまえば、項目の追加や削除は簡単に設定できるので、運用しながら改善していくことができます。

 

表示スピードが速い

プリザンターを利用した方が、他社の同じようなパッケージソフトやWebサービスと比べて「表示の速度が本当にはやい!」と驚かれます。クライアントアプリやスマホアプリと同じようなスピード感でさくさく動きます。表示するプログラム(UIエンジン)を独自で開発しているためになせる業なのでしょう。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20181104230624p:plain

 

レコード数ですが、10万件程度であればさくさく動作します。もちろん、検索もさくさくです。

 

汎用的に利用できるので、すべての情報や業務を集約できる。

EXCELやGoogleSpreadSheetは汎用的なツールなので、いろいろなことが出来ると思いますが、プリザンターも同じぐらい汎用的なツールです。

たとえば、採用・人事関連だと、ある社員の情報を、採用面接の職務履歴書、経歴書から始まり、入社してからの勤怠管理、人事評価、退職までの情報を一気通貫で記録に残しておくことが出来ます。

さらに、商談管理や外注管理、仕入管理、案件管理などの業務をプリザンターに残すことで、その社員が商談した顧客、仕入れた商品、取引のある外注、携わった案件情報などを紐付けて置くことが出来ます。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20181104230745p:plain


それだけではなく、権限管理が柔軟に設定可能で、ワークフローもガチガチではなければデフォルトの機能で実現可能です。もし、詳細のワークフローを実現したいのであれば、(拡張)スクリプトや拡張SQLなどで実現ができます。

このように、自分たちの今の業務を自分たちの手でプリザンターに集約することが出来るため、自分たちの「基幹系情報システム(ERP)」が出来上がっていくと言っても過言ではないと思います。 

 

ちょっと気になるところ・・・

と、べた褒めしてきましたが、プリザンターをご紹介していて「ここがちょっと・・・」と言われることもあります。一番多いのが「UIが今っぽくない」です。確かに、最近のWebサービスと比べると少しUIが古めなことは否めません。このあたりは、今後改善して頂けると、よりWeb系のユーザーが増えるのではないかと思います。

ただし、自分たちでも改善は(結構大変ですが)可能です。拡張CSSやJavaSrcitptを利用すれば、ある程度は自由にUIをカスタマイズできます。どうしても見た目が気になる方がいらっしゃいましたら、チャレンジ、もしくは弊社にお問合せいただければと思います。

 

 

他にも、サマリや集計、チャット通知、リマインダーなど、EXCELにはない、さまざまな魅力的な機能がありますが、ここでは割愛させてもらいます。まだ手をとっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ試してみてください。

具体的な案件を相談したい、カスタマイズをおこなってほしい、プリザンター使い方の講習をしてほしい、などございましたら、こちらよりお問合せください。お待ちしております。

 

それでは、次回をお楽しみに!