こんにちは。リーデックス 松村です。
今回は環境構築の新シリーズとして、プリザンターをAzure上に構築していきたいと思います。
※Azureとは、Microsoftが提供しているクラウドプラットフォームで、AmazonのAWSのように仮想マシンやデータベース機能を構築することができます。
Azureの利用にはMicrosoftアカウントが必要となりますが、既にoutlook等のマイクロソフトアカウントを持っている場合はそちらを使用してAzureのアカウントを作成する形となります。
今回はMicrosoftアカウントの新規作成からスタートしてプリザンターをインストールして動作させる所まで説明していきたいと思います(説明内容は2018年1月時点の情報となります)。
※Azure側の準備だけでなく、PC側でも準備が必要なためかなり長丁場になる予定です。
さて、まずはアカウントの登録をするために下記のURLへアクセスしましょう。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/
上の画像の赤枠で囲ってある「無料アカウントのサインアップ」というボタンをクリックしてアカウント登録に進みます。
既にマイクロソフトアカウントを保有している場合は下図のようにどのアカウントを使用するか選択する画面が表示されますので、既存のアカウントを使用する場合は使用するアカウントをクリックしましょう。
今回は新しくアカウントを作成するので、「別のアカウントを使用する」をクリックします。
そうするとリストに表示されていなかった既存アカウントでのサインイン画面が表示されますが、今回は新しくアカウントを作成しますので「作成」というリンクをクリックします。
ようやく新しいアカウントの作成画面が表示されますので、既存のメールアドレスを使用して登録する場合はここからアカウント登録を行いましょう。
今回はせっかくなのでメールアドレスの取得からやっていきますので、更に「新しいメールアドレスを取得」というリンクをクリックします。
これで新しいメールアドレスを作成しつつアカウント登録を行う画面になりましたので、必要な情報を入力して「次へ」ボタンをクリックします。
スクリプト等からのアカウント登録ではないことの確認のためのCAPTCHAが表示されますので、表示されている文字を入力欄に入力して「次へ」ボタンをクリックします。
これでアカウントが作成され、次からはAzure用のアカウント登録情報を入力する画面となりますので、必要情報を入力して次へ進んでいきましょう。
続いて電話による本人確認がありますので電話番号を入力して、携帯電話のようにSMSを受け取れる場合は「テキストメッセージを送信する」を、テキストメッセージが使えない場合は「電話する」をクリックします(今回はテキストメッセージを選択します)。
確認コードが送信されますので、表示された確認コード入力欄に送られてきた確認コードを入力して「コードの確認」ボタンをクリックします。
そうすると次はクレジットカードを用いての本人確認となりますのでクレジットカード情報を入力して次に進みましょう。
ここまで来ると後は規約関係の確認を行って登録は完了となります。内容を確認して同意のチェックを入れて「サインアップ」ボタンをクリックしましょう。
無事にアカウントの登録が完了しました。必要に応じて「ツアーの開始」ボタンをクリックして説明を参照しましょう。「後で行う」を選択した場合、画面上部の「?」マークをクリックして表示されるメニューから「ガイド ツアーの起動」を選択すると確認できます。
とりあえずここまででアカウントの登録はできましたが、この状態では「サブスクリプション」が存在せず、必要な作業ができませんので、無料のサブスクリプションを登録して必要なリソースを作成できるように準備していきます。
長くなってしまったので今回はここまでとして、次回はサブスクリプションの登録から進めていきましょう。