こんにちは、リーデックスのイです。
今回は、計算式機能を使ってみます。
計算式は、言葉通り計算式を手動で入力し、計算を行う機能です。
売上の計算などで、単価と販売数を入力すれば自動で計算してもらえるので、効率を上げることができます。
では、さっそく使ってみましょう。
計算式の設定
まずは計算式の設定からです。
計算式では数字のほかに、数値項目の項目名を利用した計算も可能となっています。
また、条件式を使った計算も可能ですが、今回の記事では四則演算のみ使用します。
条件式を使った計算式に関してはこちらを参照してください。
計算式の設定は、テーブルの管理メニューから行うことができます。
計算式を追加する場合、新規追加ボタンを押下します。
「対象」には計算結果を入力する項目を選択してください。
今回は、売上を計算したいので、「売上」項目を選択しました。
そして計算式入力欄には、計算式を入力します。
「売上」は単価 x 販売数ですので、項目名をそのまま入力します。
それぞれ項目の間には半角スペースを入れる必要があります。
半角スペースを入れない・もしくは全角スペースを入力してしまった場合は、以下のような「不正な計算式です」というエラーが発生しますので注意が必要です。
計算式を正しく追加することができました。
設定した計算式の確認
設定した計算式がちゃんとできているのか、確認してみましょう。
データを新しく作成します。
単価が829円のアイテムを、67個販売しました。
作成ボタンを押下すると、計算結果が売上欄に表示されます。
項目の修正
売上項目に計算結果が正しく入力されることが確認できました。
ただ、このままだと、売上項目の修正が可能になります。
(もちろん、更新時計算結果に上書きされるので勝手に修正した値がデータに反映されることはありません)
また、単価のみ入力してしまう、もしくは販売数のみ入力してしまうと正しい結果を得られないので、このようなミスを防ぐための対策も必要になります。
入力ミスや値の修正を防ぐため、入力必須・読取専用機能を使用します。
テーブル管理のエディタにて、修正したい項目を選択します。
「単価」と「販売数」は入力必須に、「売上」は読取専用に修正します。
レコード追加画面にて、項目が入力必須・読取専用となっていることが確認できます。
まとめ
売上やセール品の価格などの設定に有用な計算式機能、いかがでしたか?
式の入力は手動ですので、間違った式を入力してしまうと結果にも影響が出るのがデメリットですが、最初入力するとき気をつけて式を入力すると、ずっと便利に使えるメリットがあります。
ぜひ使ってみてください。