「プリザンターとはなんだ?」シリーズは、プリザンターを始めて知った方向けに、プリザンターの概要をご紹介している全6回の記事です。本記事の最後に、各記事へのリンクがあります。
前回のまとめと本記事の概要
こんにちわ。リーデックス小川です。
さて、前回の記事では、情報共有問題点をおさらいし、情報共有を「軽く」する重要性を説明しました。情報共有が「重い」ことに対するプリザンターで解決する仕組みについて、簡単に触れました。今回は、プリザンターが「重い」を解決する、具体的な仕組みについて書いていきたいと思います。
素早さを実現する仕組み
プリザンターは「テンプレート」と呼ばれる機能があります。あらかじめ、業務に応じたサイト(データベース、およびそれに対応する入力内容や一覧表示のこと)を、雛形として登録する仕組みです。似通った業務のテンプレートを選び、項目や表示の調整を行うだけで、管理業務を素早く開始することができます。
トップページで右上「新規作成」をクリックすると表示される画面です。サンプルとして、「プロジェクト」→「進捗管理」を選択しています。
約300種類以上のテンプレートが用意されています。様々な業務をカバーすることが可能です。
但し、このテンプレートは、ダウンロード版には含まれていません。テンプレートについての詳細は弊社までお問合せください。
素早く軽快に動作する
私も実際に試して見ましたが、Webアプリにもかかわらず、エクセルと同じスピード感で一覧表示やソート、フィルタすることができました。
検索についても、Googleと同じように実行できます。マイクロソフト社のデータベース「SQLServer」を利用しているため、検索スピードもストレスを関させません。
操作感についての比較ができればいいのですが、今は準備していないため、別の機会に調査と投稿をさせてもらいます。軽快感については、無料で利用できるお試しアカウントがあるので、ぜひ実体験してみてください。感動します!
複数人で使うことを前提とした機能が盛りだくさん。
複数人で編集
同じデータを複数人で編集できます。エクセルのブックのように、他の人が開いていても待たされることはありません。同時にデータの新規登録を行うことができます。
変更の履歴を見える化
変更の履歴が時系列に一覧化されます。誰がいつデータを変更したかの履歴を取ることが可能です。そのときに登録されたデータが履歴データとして保存されます。システム側で自動的に記録しておく仕組みがあるため、エクセルのときに起きていた最新版がどれかわからなくなる事はありません。
更新の通知
データが変更された場合、関係者にメールで自動的にお知らせする事ができます。事前に連携する設定を行うことで、SlackやChatworkへ更新情報をお知らせすることもできます。メールを利用している人はもちろん、メールは埋もれてしまうのでSlackやChatworkに連絡が欲しい、という人にもおすすめです。
権限の設定について
今まで触れていませんでしたが、情報共有を快適に行う仕組みのひとつに、権限設定があります。一般社員には閲覧のみ、管理職と事務方は変更可能といった権限を、柔軟に設定することが可能です。
これらは、サイト単位で修正することも可能ですし、行、項目単位でも設定ができます。詳細に設定する場合は、組織、グループといった概念を理解することが必要になりますので、詳細は割愛します。
今回は、情報共有を快適に行う仕組みについて、書いてみました。次回は、プリザンターの便利な機能について記載をしていきたいと思います。
■ 初めての方向けコンテンツ「プリザンターとは?」(全6回)