「プリザンターとはなんだ?」シリーズは、プリザンターを始めて知った方向けに、プリザンターの概要をご紹介している全6回の記事です。本記事の最後に、各記事へのリンクがあります。
前回のまとめと本記事の概要
こんにちわ。リーデックス小川です。
さて、前回の記事では、情報共有の問題点として、複数人による情報共有の難しさ、専用ツールの問題点などから、情報共有が思うように進められていないことについて書いてきました。いよいよ、プリザンターでそれらをどう解決できるのか、について触れて行きたいと思います。
情報共有の問題点おさらい
さて、前回までに書いてきた情報共有の問題点についておさらいしてみます。大きく分けて2つの問題点があると思います。
情報共有が「重たい」
企業は非常に多くの共有するデータが存在するが、情報共有自体の作業に時間とコストがかかり、情報共有が進まない。
複数人による情報共有の難しさ
複数人で編集できない、最新版がわからなくなる、変更されても気付かない、といった情報共有の難しさを解決する必要がある。
情報共有は企業(組織)の生命線
まずは、情報共有が「重たい」について、プリザンターで解決する手段をお伝えしていきたいと思います。
いままで散々お伝えしている通り、情報共有の「軽量化」は重要なテーマとなります。軽くするためには下記のような視点を持つことが重要です。
プロセスを軽く
会議のための情報収集、資料作成、印刷といった手間を大幅に削減し、会議時間の削減、会議の準備に関わる手間を限りなくゼロにしたい。
デリバリー※を軽く
情報共有の要件は企業や組織の特性によって様々。プログラミングせずに素早く簡単に情報共有環境が手に入れられるようにしたい。
※デリバリーとは「サービスやシステムを、その場または短時間で享受できるように完成に近い形で提供する」こと(システムデリバリー | IBS用語集より)
コストも軽く
情報共有ツールの維持・管理にはコストがかかる。OSS(オープンソースソフトウェア)などを活用し、あらゆる企業がローコストで情報共有が行えるようにしたい。
今までの問題点を見てくると、情報共有で利用するソフトウェアに求められるポイントは
「汎用性+素早さ」
です。情報共有に必要な機能を備えつつも、エクセルやメールのように、日常的に利用することが可能で、多種多様なデータを簡単に扱えるソフトウェアであることが求められます。
3つの「素早さ」を実現
プリザンターは、素早さを実現するための仕組みがありますが、主に下記3点について力を注いでいます。
素早く業務をスタートできる!
既に準備されているテンプレートを元に、必要な項目や機能を追加することによって素早く業務を開始することができます。
素早く軽快に動作する!
1回の操作に10秒かかかるようなツールではなく、とにかく素早く情報を更新できるようなシステム構成となっています。
素早く変化に適応できる!
項目の追加や、フィルタリングの項目、ソート順など、欲しいときに画面から簡単に設定することが可能です。
次回は、「素早さ」についての具体的な施策を含め、情報共有を快適に行う仕組みについて書いて行きたいと思います。
■ 初めての方向けコンテンツ「プリザンターとは?」(全6回)