オープンソースのローコード開発ツールのプリザンター(pleasanter)ブログ

オープンソースのローコード開発ツールのプリザンター(pleasanter)のブログとサービス情報サイトです

カテゴリ : お知らせプリザンターとは?使い方スクリプト・スタイル環境構築事例動画

プリザンターの公式FAQの紹介とサイトトップで一般ユーザが新規サイトを作成できないようにするには?

こんにちは。
リーデックス小川です。

今回は、プリザンターの公式FAQについてのご紹介と、その中のサンプルを実際に動かしてみたいと思っています。カスタマイズについても記載がありますので、実際に利用されていて、プリザンターにボタンを加えてみたい方は、ぜひ一度アクセスしてみるとよいと思います。それでは、記載してみます。

 プリザンター公式のFAQについて

プリザンターの公式FAQは下記URLとなります。
(※Not Foundになっている方もいるかもですが、問題なく見れますのでご安心ください。)

pleasanter.net

 

実際の表示は下記通りです。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20190226193732p:plain


プリザンターのFAQ自体もプリザンターで書かれています。表示の説明については特に不要かと思いますが、1点だけ。オープンソース版とPleasanter.net版のどちらに当てはまるかがわかるようになっています。Pleasanter.netのサービスについても記載があるのがうれしいですね。それでは、いくつかのFAQを見てみましょう。

 

サイトトップで一般ユーザが新規サイト作成をできないようにしたい(ID:256004)

Pleasanter FAQ - サイトトップで一般ユーザが新規サイト作成をできないようにしたい

 

サイトトップ(初めてログインしたときに表示される一番上の階層)ですが、デフォルトのままだと一般のユーザでも新規サイト(フォルダ、テーブル、Wiki)が作成できてしまいます。サイトトップは管理者が作ったフォルダのみで、一般ユーザには自由に作らせたくない、という場合に有効な手段となります。

この設定は、オープンソース版のみ有効となっています。現在は管理画面から設定できず、データベースのテーブルに直接記載する必要があります。

UsersテーブルのUserSettingsカラムに下記のJsonデータを格納します。
対象ユーザすべてに設定する必要があります。

{"DisableTopSiteCreation":true,"DisableGroupAdmin":true}

 実際にやってみましょう。

 

設定前の画面

設定前の画面を見てみましょう。testユーザを作成し、ログインしました。ログイン直後の画面は下記のように、新規作成ボタンが右上のメニューに表示されています。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20190226200140p:plain

 

また、管理にマウスを持ってくると、グループの管理を変更することができます。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20190226200428p:plain

 

SQLServerのテーブルに設定する

プリザンターをマニュアル通りにインストールすると、SQL Server Management Studio (SSMS) がインストールされていると思いますので、SSMSを起動します。

SSMSにログイン後、オブジェクトエクスプローラーから、データベース→Implem.Pleasanterの+をクリックし、dbo.Usersを右クリック→上位200行の編集をクリックします。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20190226200538p:plain

 

横スクロールバーを右に移動させると、UserSettings列があります。今回はtestユーザのUserSettingsに

{"DisableTopSiteCreation":true,"DisableGroupAdmin":true}

 を保存してみましょう。該当するセルをダブルクリックすると入力モードになりますので、上記をコピー&ペーストします。

 

再度画面を表示する。

画面をリロードすると、下記のような画面が表示されます。

f:id:h-ogawa-reedex-co-jp:20190226201805p:plain

 

先ほどまであった、右上のメニュー新規作成と管理がなくなっていることがわかります。これで、testユーザはサイトトップでサイトを作成できなくなりました。

 

 

いかかでしたか?
公式サイトFAQを眺めているだけでも、新たな発見がありますね。

本ブログでは、公式サイトFAQを追いかけながら、具体的な事例について記載していきたいと思っています。

 

それでは、またお会いしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。